振替手続きに思うこと
Family Fes 2020の振替手続きについて、私が感じた事を書きます。
今回の手続きはぴあから直接の購入者しか出来ませんでした。ぴあの言う購入者とは当選者の事で、実際支払いをした人ではありません。
管理するぴあサイドにしたら取り引き相手はあくまで当選者であり、そこから先のチケットの動きは把握出来ないからでしょう。
しかしながら現実に、当選者から譲られた人が存在します。
正規のcloak分配、SNS経由、メルカリなどのフリマ、チケット売買サイト。それらから購入した人もそれなりの数いるのでは無いでしょうか。
譲り手が善意の人か、転売目的かは別として。
確実な知り合いから購入したチケットで無い(いわゆる行きずり的な)人は、譲り手と連絡がつかない場合、手続きは不可能です。
去年のライブ当日の延期発表以来、運営さんからは、チケットは有効である事、紛失しないようにというアナウンスが繰り返されました。チケットを手にした人はその言葉を信じ振替を願ってずっとチケットを保管してきたのではないでしょうか。
そしてそれは譲りチケットの人も同じです。
1年以上の期間をチケットを大切に持って過ごしてきたはずです。
でも、今回は例えチケットが手元にあっても当選者以外は振替のサイトにすら入れません。
紙チケットは事実上、無効になりました。(実際振替は電子チケットです。)
スタンディングが椅子席になった事で席の割り振りが必要になり、最初の整理番号での調整が不可能になったからだと想像しています。
私の周りにもチケットを手にしていながら手続きできないfamilyさんがいました。
手続きができないならせめて、紙チケットとの引き換えに返金(みなし返金)をしてあげて欲しい。
これが私がTwitterでお願いして来た事。
Family Fesについては、今までに3回払い戻しのタイミングがありました。
ライブの延期が決まった時。
去年の6月に振替が決まった時。
その振替の延期が決まった時。
この3回については、紙チケットを返す事で返金が行われています。
なのに何故今回紙チケットでの返金が出来なかったんでしょうか?
チケットの流れを整理して、気付いたんですよ。
今回の振替公演は、ホントにFamily Fes 2020の最終形なんだと思います。
もう今回で決着付けたい気持ちはきっとfamilyも同じ。これ以上引き延ばせない。
そして、そこでぴあが優先したもの、それはおそらく当選者の権利です。←単純に当落のある抽選で当選したという事実。
チケットはこの当落で動き出す訳で、ぴあはここに重点を置いたのでしょう。
実際のお金のやり取りもぴあは当選者(の名前)とするのですから。
そして、これを決めたことで紙チケット所持者への返金が不可能になりました。
何故なら1度チケットを手放した当選者が振替公演に参加の手続きをした場合、二重に権利が生まれてしまうからです。
もちろんこの場合、譲っておきながら振替に参加する人の非常識(悪意)に他ならないのですが。
悪意の当選者がいた場合、ぴあサイドにしたら同じひとつの当選に対して、振替とみなし返金のふたつの申し込みを受けることになります。
ぴあには当選者とのお金のやりとりしか存在しない訳で、必然的に当選者を優先し、結果紙チケットとの交換による返金が不可能になったのではないでしょうか。
familyの中にそんな悪意の譲り手がいるなんて思いたくはないけれど、可能性はゼロではないし、ぴあはあらゆるシミュレーションをして、今回の手続き方法を決定したのだと思います。
ホントにお金払って紙チケットを持っているfamilyさんには残念でしかないけれど。
どこかのタイミングで全てのチケットを払い戻ししていたらとも思うけど、また抽選になって最初当選した人が落選したら、やっぱりブーイングは出るだろうし。
難しいですね。
実際に紙チケットを持っていて譲り手と連絡がつかなかったfamilyさんを思うと、理屈は理解できてもやっぱり苦しいです。
だってライブを待ってた気持ちは私と同じだと思うから。
コロナに翻弄されて開催が二転三転したFamily Fes。何より開催して貰える事に感謝しないといけないですよね。
ライブする翔太さんにも嫌な思いはさせたくないです。
頭の納得と心の納得は全然別だと思いますが、私が気付いた事を書きました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
2コメント
2021.07.04 10:19
2021.07.03 07:30